目にいい食べ物とサプリ
食事で決まる目の良し悪し

体の健康状態というのは、日頃の生活習慣によってほぼ決まってきます。
なかでも重要なのが食事。
日々の食べる食材、そしてその組み合わせなどによって体の状態の良し悪しが決まってくるのです。
好きなものに偏った食事ばかりしていると必要な栄養素が不足し、体の調子は悪くなり病気しやすい体となります。
バランスのよい食事をしていれば、必要な栄養素が十分にいきわたり、体の調子も良く病気知らずの体となるのです。
これは目にもいえること。
レーシックやフェイキックといった視力回復手術などを行ったり、怪我などの外部要因がある場合を除いて、食事の仕方次第で、目の状態を良くも悪くもすることができるのです。
最近はパソコンや携帯などで目を酷使することが多く、それが仕事とあってはセーブするわけにいかないですから、せめて目に良いとされる食材を積極的に取り入れていきたいですね。
ただ、「これを食べておけば大丈夫」ということはありませんので要注意。
一番大事なのは規則正しい生活習慣とバランスのとれた食事です。
これを基本に、なおかつ目によい食材を摂りいれていくようにします。
目に必要な栄養素と食材
目に良い食材として有名なのは、ビタミンやアントシアニン。
このビタミンやアントシアニンは目が持つ機能を整えるとして、目に疲れを感じている人たちに人気となっています。
でも、実はそれ以外でも必要な栄養素はあり、これだけは不十分なのです。
それはどんなものかというと、タンパク質やミネラル、炭水化物、脂肪などです。
タンパク質は目の組織の元となりますし、ミネラルはその働きをサポートしてくれます。
そして炭水化物や脂肪は目の活動エネルギーとなります。
これらがバランスよく摂られてこそ、目の健康状態も良いものとなっていくのです。
- ①ビタミン
- ビタミンの中でもビタミンAは目の乾燥を予防するといわれており、ドライアイに悩む人には最適です。
これには、うなぎやレバー、シソ、小松菜、ほうれん草、春菊、パセリ、人参などの緑黄色野菜、チーズなどの乳製品があります。
そして、目の疲労感を軽減するには、豚肉やうなぎ、レバー、そら豆、枝豆、大豆、インゲン豆、玄米、ごま、サバ、サンマ、カレイ、イワシ、牛乳、卵、納豆、そば、シジミ、アボガド、大根の葉、ツナ缶、
サツマイモ、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、ピーマン、キャベツ、ジャガイモなどがあります。 - ②アントシアニン
- 目を良くする食材としても注目度大なアントシアニン。
ブルーベリーが有名で、なんとアントシアニン成分を十数種類も含んでいるという驚異的な内容。
これは他の食材に比べて多いです。
他には、黒豆やぶどう、赤ワイン、しそに含まれています。 - ③タンパク質
- タンパク質は摂りすぎると脂肪となって蓄積され、肥満になる恐れがありますので、過剰摂取に注意します。鶏のササミ肉やモモ肉、豚肉、牛ヒレ肉、秋刀魚、鮭、うなぎ、マグロ、カツオ、卵、大豆製品などです。
- ④ミネラル
- ミネラルとは、カルシウムやマグネシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛、鉄、銅、マンガンなどをいい、これらは体内で合成することはできないので食事から取り入れるようにしなくてはいけません。
ただ、ナトリウムなど種類によっては取りすぎるといけないものもあります。
ひじきや納豆、インゲン豆、するめ、大豆、アーモンド、カシューナッツ、かきなど。 - ⑤炭水化物
- 炭水化物とは糖質や食物繊維であり、これは主に主食に含まれています。
ご飯類ややパン類、めん類、いも類、果物類、砂糖、はちみつなどです。 - ⑥脂肪
- 脂肪には動物性脂肪、糖分、アルコールとあります。
バターやクリーム、脂が多い肉(および肉製品)、果物、ケーキ類、清涼飲料水、酒類などです。
目のサポート食品、サプリメントを有効に活用
食事による目の健康管理は必須ではあるものの、忙しく働く社会人にはなかなか難しいのが現状となっています。
食事のプロでもなく、三度の食事をしっかりと作って食べることも難しいですから、気をつけていたとしてもなにかしらの不足分は出てしまいます。
ですから、それを補うものとして目に良い栄養素を集めたサプリメントなどを補助として摂り入れるようにするといいです。