眼下下垂とは?

まぶたが開かない!?眼下下垂

目に起こる困った症状の一つである眼下下垂。
あまり聞き覚えのない病名ですが、これはまぶたが垂れ下がった状態をいいます。またはまったく開かないこともあります。

これまで眼下下垂といえば、生まれたときから開かないという先天性のパターンで起こることが多かったのですが、最近では後天性の眼下下垂も増えてきています。

それというのも、長時間のパソコンや携帯、スマートフォン、テレビといった、常になにかしらの電子機器を見ている状態がこの眼下下垂を発症させているようです。

これらの電子機器というのは非常に目に大きな負担を与えるもの。
その利用は程ほどにしないと眼下下垂といった症状を引き起こすことになるのです。

また、女性が日々おこなうメイク、そして間違ったコンタクトレンズの使用も原因の一つとして考えられています。

この眼下下垂の症状を起こしている人には、それが外見から見てもわかる特徴をしています。

眼下下垂の人というのはまぶたの開きがうまくいかないので、できるだけまぶたを吊り上げようとして額に力を入れがちです。

そうするとしわができ、眉はつりあがり、頭を後ろにひいてあごを前に出した格好で物を見ようとするのです。明らかに普通の見方とは違います。

この眼下下垂は、後天性ではそこまで心配はないのですが、先天性ともなると、まぶたが瞳孔にかかり成長するにあたり視力障害がおこるようになります。

というのも、常にまぶたによって視界が邪魔されて、視力の発達がされないままになってしまうからです。
そのため、生まれながらに眼下下垂を起こしている人は、3~5歳といった幼少時に手術をしてその視力の発達を損なわないようにします。

しかもこの生まれながらにしての眼下下垂の場合では、動顔神経頸部交感神経に障害があったり、筋無力症といった隠れた原因によってなっていることも考えられます。

この眼下下垂の患者数は、今では後天性のほうが増加していきています。
その数は決して少なくない数字ですから、パソコンなどのデスクワークが長い人は気をつけなくてはいけません。

眼下下垂チェック法

眼下下垂かどうかは、自宅で軽くチェックすることができます。
日頃からパソコンをよく使う仕事をしている人であれば、チェックしてみるといいかもしれません。

まず、顔を正面に向けて目を軽く閉じます。

そのままの状態で、人差し指で眉の上両サイドをギュッと押さえます。

押さえつけたままで目を開きます。

その際、おでこに力をいれないで目を開けることができたら眼下下垂ではありません。

逆におでこに力が入ってしまったり、押さえているがために開きにくかったりしたら、眼下下垂の可能性が極めて高いといえます。一度病院で診察を受けるといいかもしれません。